「村上隆 もののけ 京都」展 特別解説付き鑑賞と『琳派』
アートでひもとく京都旅 2日間
~リベラル・アーツ を学びに出かけましょう~
知識を増やし、考える引き出しを増やす。人生を豊かにするための学び・気づきのツアーです。より自由に生きるために。
リベラル・アーツ=実用的な目的から離れた純粋な教養
ツアーの概要
「村上隆 もののけ 京都」展を通じて、江戸時代の奇想の系譜の絵師・曾我蕭白や岩佐又兵衛らに想いを馳せながら、⼈々を魅了する「京都」をアートの視点からめぐります。「村上隆 もののけ 京都」の企画者 高橋 信也氏による特別解説付き。
ツアーのおすすめポイント
1)江⼾時代に京都を中⼼に活躍した絵師たちの代表作を村上氏が独⾃に解釈・引⽤し再構築した新作や国内初公開作品を多数展⽰した「村上隆 もののけ 京都」展を鑑賞。
2)「村上隆 もののけ 京都」の企画者高橋 信也氏の事前解説。
3)将軍塚青龍殿:四神相応(玄武・朱雀・青龍・白虎)の地と言われる京都市内を一望できる将軍塚青龍殿へご案内 ※四神相応とは:古代中国の考え方。地理的に四神の存在にふさわしい場所とされる。
4)養源院:通常非公開の俵屋宗達筆、襖絵としては唯一現存する「岩に老松図」と本堂(客殿)の“松の間 ”を僧侶の解説で鑑賞。俵屋宗達筆、「白象図」も鑑賞 。
5)俵屋宗達と深交のあった本阿弥光悦が移り住んだゆかりの地、鷹峯の麓の「渓涼床」で京料理をお召上がりいただきます。
6)建仁寺:俵屋宗達の「風神雷神図屏風(複製)」などを鑑賞。
7)宿坊 智積院に宿泊:朝のお勤めへのご参拝、僧侶が利休好みの名勝庭園をご案内。
8)智積院 宝物館:桃山時代を代表する絵師・長谷川等伯の「楓図」と息子久蔵の「桜図」など、長谷川一門による国宝の障壁画を観賞。
出発日
2024年 8月23日(金)東京駅・品川駅・新横浜駅発着 / 京都駅発着
旅行代金
■東京駅・品川駅・新横浜駅発着(お一人様)
2名1室利用:84,800円 1名1室利用:89,800円
■京都駅発着(お一人様)
2名1室利用:58,800円 1名1室利用:63,800円
※サービス料・消費税込み
※3名1室利用は承れません。
※新幹線ご利用の方は品川駅・新横浜駅発着の場合でも料金の変更はございません。
※新幹線ご利用の方は乗降駅をメッセージ欄にご記入ください。
※お申込みは中学生以上とさせていただきます。
スケジュール
【1日目】
東京駅(8:12 発) 🚅 品川駅・ 新横浜駅 🚅 京都駅(10:23着) 🚌 京料理「六盛」で「手おけ弁当」のランチ -- 京都市京セラ美術館 「村上隆 もののけ 京都」本展企画者 高橋 信也氏による特別解説付き(約60分) -- 「村上隆 もののけ 京都」展 自由観賞 🚌 京都市内を一望できる「将軍塚青龍殿」 🚌 総本山智積院(ちしゃくいん)の宿坊に宿泊 (17:15頃着)夕食は宿坊の食事処にて京懐石料理
※アルコール類もご注文いただけます。(別料金)
【2日目】
総本山智積院にて「朝のお勤め」5:30頃集合(自由参加)。僧侶のご案内で境内を散策 -- 精進料理の朝食後、チェックアウト --総本山智積院「宝物館」長谷川等伯筆の「楓図」など国宝絵画を観賞 --<徒歩>--「養源院」通常非公開の俵屋宗達筆、襖絵としては唯一現存する「岩に老松図」と本堂(客殿)の“松の間 ”を僧侶の解説で鑑賞。俵屋宗達筆、「白象図」も鑑賞 🚌 「建仁寺」俵屋宗達の「風神雷神図屏風(複製)」などを鑑賞 🚌 本阿弥光悦ゆかりの地、鷹峯の麓の渓涼床にて京料理を堪能 🚌 京都駅(17:16) 🚅 新横浜駅・品川駅 🚅 東京駅(19:27 着)
マークの説明
・🚅新幹線 ・🚌バス -- 徒歩
京都市京セラ美術館開館90周年記念展「村上隆 もののけ 京都」へ
※村上隆 もののけ 京都_プレスリリース_jp(11月版).pdfより抜粋
村上 隆氏の国内8年ぶりの大規模個展。京都では初開催!
現代美術の最前線で活躍する村上隆(1962年⽣まれ)の⼤規模な個展を、開館90周年を迎える京都市京セラ美術館において開催いたします。
本展は、主に海外を中⼼に活動してきた村上氏にとって、国内で約8年ぶり、東京以外で初めての⼤規模個展となります。
「村上隆 もののけ 京都」展の⾒どころ
※村上隆 もののけ 京都_プレスリリース_jp(11月版).pdfより抜粋
「京都」に正⾯から対峙する村上隆氏の新作・初公開作品が続々と登場!
⼤学で⽇本画を専攻した村上氏は、江⼾時代の絵師たちから⼤きな影響を受け、⾃⾝の作品に取り⼊れてきました。
それは絵画表現にとどまらず、制作⽅法や「カイカイキキ」の⼯房システムに⾄るまで、まさにスーパーフラットの源流といっても過⾔ではありません。
本展では、江⼾時代に京都を中⼼に活躍した絵師たちの代表作を村上氏が独⾃に解釈・引⽤し、再構築した新作、国内初公開作品を多数展⽰。村上隆、京都に参上!
世界の⼈々を魅了する「京都」のエッセンス
1000年以上の歴史をもち、四季折々の伝統⾏事に彩られた平安の街。祇園祭、五⼭の送り⽕、茶道や華道といった国内外の⼈々に親しまれ続ける「京都」の伝統⽂化や、京都を主題とする⽂学作品などから着想して描きおろした作品の数々を初公開。村上隆が案内する「古都」への⼊⼝!
1) 全⻑13mにもおよぶ圧巻の村上版「洛中洛外図」がお出迎え
神社仏閣、祭りや遊⾥、歌舞伎や浄瑠璃に興じる⼈々など、京都のさまざまなシーンが描かれた岩佐⼜兵衛の「洛中洛外図屏⾵(⾈⽊本)」(江⼾時代・17世紀)。これを引⽤し、村上氏が書きおろした全⻑13mにもおよぶ現代の「洛中洛外図」が来場者をお迎えします。
2)村上版「⾵神雷神図」「雲⿓図」―江⼾時代の奇想の絵師たちに挑む!
本展では、上述の「洛中洛外図」のほか、村上氏が衝撃を受けたという曾我蕭⽩《雲⿓図》(18世紀)に挑んだ、全⻑18メートルにおよぶ《雲⻯⾚変図《辻惟雄先⽣に「あなた、たまには⾃分で描いたらどうなの?」と嫌味を⾔われて腹が⽴って⾃分で描いたバージョン》》を国内初公開。さらに、「琳派」を代表する俵屋宗達《⾵神雷神図屏⾵》(国宝・17世紀)の村上版新作は意表を突かれるユーモラスな作品!
3) 「平安京」の原点―村上氏が描いた、いにしえの神獣たちと鐘楼《六⾓螺旋堂》
東⻄南北を⼭や川、池などに囲まれ、それらを象徴する四神(⻘⿓、⽩⻁、朱雀、⽞武)の神獣に護られた理想の地とされた平安京。本展では、この神獣をモチーフとした新作が四⽅を囲む村上版「平安京」が出現!中央には鐘楼《六⾓螺旋堂》がそびえ、「もののけ」が彷徨う不穏な気配を祓います。
Press Release 2023 年11 ⽉14 ⽇
4)「DOB」の往還、そして村上隆のキャラクターの進化と深化
1994年に初登場した村上氏の代表的キャラクター「DOB」。マンガやゲームのキャラクターをモチーフとするDOBは、変幻⾃在に姿を変え、様々な⽂脈に接続してきました。モンスター化した「たんたん坊」、村上氏の⾃画像かつその極限の姿「ゲロタン」、そしてまた「DOB」へ。村上氏のスーパーフラットの概念を体現してきたDOBの往還を辿りつつ、本展でお⽬⾒えするシェイプド・キャンバスによる新たなキャラクターたち、そして村上氏のアニメ作品やトレーディングカードといったポピュラーカルチャーに⾔及した新作の数々は、現代の「もののけ」!?
京都市京セラ美術館
帝冠様式(ていかんようしき)の「京都市京セラ美術館」は、京都が誇る現存する日本最古の公立美術館建築。
※「帝冠様式(ていかんようしき)」は、1930年代(昭和10年前後)の日本において流行した和洋折衷の建築様式。
鉄筋コンクリート造の洋式建築に和風の屋根を冠したデザインが特徴。
特別に本展企画者 高橋 信也氏に「村上隆 もののけ 京都」展の見どころを事前解説いただきます。
■高橋信也プロフィール
1951年京都生まれ。1974年、安部公房スタジオ入団。1975年、株式会社ニューアート西武入社、その後、同常務取締役。1997年、および2017年より株式会社ニューアートディフュージョン(NADiff)専務取締役。この間、河原温、荒木経惟、大竹伸朗、村上隆、奈良美智、蜷川実花、会田誠、山口晃等のアーティストとともに、様々な展示企画を行う。
2003年、森ビル株式会社に転籍し、森アーツセンター開設にともない、六本木ヒルズ開業のシンボルキャラクター「ロクロク星人」(村上隆)のプロデュース や、六本木ヒルズ、表参道ヒルズ等の直営ショップをプロデュース。
2004年、森美術館開館と共に同ジェネラルマネージャーに就任し、美術館の経営・組織運営等のマネージメントを行う。その後、森ビル株式会社取締役、上海秀仕観光会務有限公司董事、森ビル/森美術館顧問、「六本木アートナイト」事務局長等歴任。その間、各美術関連団体の理事、評議員等を歴任。大学等での講義やアートプライズ等の審査員も多数。
2017年よりニューアートディフュージョン専務取締役再任。2018年より京都市京セラ美術館事業企画推進室ゼネラルマネージャーとしてリニューアル準備、および事業推進に携わる。
京都市内が一望できる将軍塚青龍殿へ
桓武天皇がここから京都を一眺め、京都を都にすることを決めた場所。 個人では行きにくい、京都が一望できる「将軍塚青龍殿」へご案内いたします。 平安時代後期から京都は、東は青龍(せいりゅう)・南は朱雀(すざく)・西は白虎(びゃっこ)・北は玄武(げんぶ)という神獣が守護する四神相応(しじん‐そうおう)の地といわれています。 平安時代に思いを馳せて。京都のうつろう時間をおたのしみください。
養源院
(↓養源院ホームページから抜粋 https://yougenin.jp/index.html)
豊臣秀吉の側室 淀殿が父 浅井長政の追善の為、長政の二十一回忌に建立される開山は長政の従弟で比叡山の高僧であった成伯法印、長政の院号を以って寺号としたのは文禄三年五月(1594年)である 養源院の寺院名は浅井長政公の戒名そのものである その後程なくして火災にあい焼失するも、元和七年(1621年)に淀殿の妹で二代将軍徳川秀忠公正室、お江により伏見城の遺構を用いて再建される 以来、徳川家の菩提所となり歴代将軍の位牌をまつる寺院となる 現在の本堂(客殿)は再建時のものとなる 平成二十八年二月に本堂(客殿)、護摩堂、中門、鐘楼堂等が国の重要文化財に指定された。
通常非公開の俵屋宗達筆で襖絵としては唯一現存する「岩に老松図」を鑑賞
僧侶の解説で通常非公開の俵屋宗達筆で襖絵としては唯一現存する「岩に老松図」を鑑賞、本堂(客殿)の“松の間 ”を鑑賞。
俵屋宗達の襖絵で現存するのはこの一作のみ。
杉戸絵·襖絵と俵屋宗達の傑作を多数所蔵 俵屋宗達の「白象図」、「唐獅子図」、「波と麒麟図」杉戸絵
所蔵画として、俵屋宗達による本堂松の間の「松図」(重文)、杉戸の「白象図」(重文)や「唐獅子図」(重文)、狩野派による襖絵 (現在は屏風)、狩野山楽による仏壇羽目板の「唐獅子図」、牡丹の問の[牡丹図」、松花堂昭乗による「張果老図」等、桃山時代から江戸初期にかけて「桃山美術」の担い手として活躍した代表的な画家による作品が多く残されていまます。
※養源院のご都合で拝観できない場合もございます。予めご了承ください。
2日目のランチは、京都 洛北 鷹峯 京の夏の風物詩「渓涼床」へ
本阿弥光悦が移り住んだゆかりの地にて涼やかな京料理をおたのしみください。
日々の喧騒を忘れ、ゆったりくつろげる洛北 鷹峯「渓涼床」にて。
涼やかな川のせせらぎと緑の風景に包まれて。ご昼食をお召し上がりいただきます。
智積院の宿坊にご宿泊
世間の喧騒を離れて総本山 智積院の装い新たな宿坊にご宿泊。
智積院は真言宗智山派の総本山。広大な寺領を有する名刹です。
↑総本山 智積院 モダンな宿坊の外観
↑総本山 智積院 宿坊 お部屋一例
【朝のお勤めのスケジュール】
400年前から変わらぬ、朝のお勤めへのご参拝、僧侶による利休好みの名勝庭園をご案内いたします。ご堪能ください。
※お勤めは朝6時00分から始まります。(自由参加)
予定 ➡ 5:30頃 ロビー集合(境内へ出発)➡ 朝のお勤め ➡ 僧侶による利休好みの名勝庭園をご案内 ➡ 8:15頃から ご朝食
※時間は予告なく変更になる場合がございます。
総本山智積院 名勝庭園案内のイメージ
総本山智積院「宝物館」にて鑑賞:長谷川等伯一門の国宝の障壁画
桃山時代を代表する絵師・長谷川等伯の「楓図」と息子久蔵の「桜図」、国宝「松に秋草図」など 長谷川一門による国宝の障壁画を総本山智積院「宝物館」にて観賞。
長谷川等伯の「楓図」と息子久蔵の「桜図」を正面にし、 座って是非ともじっくり眺めてください。
反射を抑えたガラスケースと適切な照明で、心地よく観賞していただけます。
宝物館だからこその迫力を体感してください。
旅行条件
■食事=朝食1回 昼食2回 夕食1回
■宿泊=総本山 智積院 宿坊
■客室タイプ=洋室 バス・トイレ付 約24平米
■最少催行人員=15名様
■受付=1名様から
■添乗員=同行いたします
■貸切バス会社=滋賀中央観光バスまたは貸切バス安全評価安全評価認定バス会社
■※食物アレルギーがある場合は、「食物アレルギー事前お伺いシート」をご記入いただき、メール(s2-tabi@7cn.7andi.co.jp)で送信してください。
↓「食物アレルギー事前お伺いシート」はこちらからダウンロードしていただけます。↓
※クリックしていただくと、すぐにダウンロードされます。予めご了承ください。
※上記日程は気象条件、道路状況、交通機関、官公署の要望その他、当社の関与し得ない事由が生じた場合や運送機関及び見学施設等のサービス提供が困難と判断された場合は、行程の変更やツアーを中止させていただく場合がございます。
※集合時間・場所・出発時間について:ご旅行出発前にお送りする確定書面(最終日程表)でご案内します。
※当プランは「国内募集型企画旅行」として承ります。
※弊社の「国内募集型企画旅行条件書」はこちらをご参照ください。
※写真はすべてイメージとなり、お料理は一例です。
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