いにしえをたどる お伊勢参り　2日間

1日目
東京駅（8：00～8：30発） 🚅 （東海道新幹線のぞみ 普通車指定席）品川駅・ 新横浜駅 🚅 名古屋駅（9：30～10：00着）　名古屋駅（10：25発）🚋 ＜観光特急しまかぜ＞　車中にて昼食（お弁当）🚋 宇治山田駅（11：42着） 🚌 ◎二見興玉神社（ふたみおきたまじんじゃ）「無垢塩祓（むくしおばらい）」ご祈祷 🚌 〇伊勢志摩スカイライン展望台「天空のポスト」 🚌 〇金剛證寺（こんごうしょうじ）参拝 🚌 伊勢パールピアホテル チェックイン --（約7分 約450ｍ）-- 伊勢河崎界隈　自由散策 --（約7分 約450ｍ）-- 伊勢パールピアホテル　夕食：和会席
朝：×　昼：〇　夕：〇

2日目
ホテル--（約500ｍ 約8分）-- お伊勢さん観光案内人とともに〇伊勢神宮 外宮参拝 🚌 ◎神宮徴古館 🚌 〇おかげ横丁にて自由昼食----お伊勢さん観光案内人とともに〇伊勢神宮 内宮参拝 🚌 〇猿田彦神社（さるたひこじんじゃ）参拝🚌 名古屋駅発（19：00～19：30）🚅（東海道新幹線のぞみ 普通車指定席） 新横浜駅・品川駅 🚅 東京駅着（20：30～21：00）
朝：〇　昼：×　夕：×

マークの説明
🚄 新幹線　🚌 バス　🚋 観光列車　 --徒歩　　観光マーク ◎：入場観光　 〇：下車観光

おすすめポイント

↑写真左から2枚目：写真提供：神宮司庁
↑写真左から3枚目（C）伊勢志摩観光コンベンション機構


・いにしえからのお伊勢参りにならって伊勢を巡ります。

・二見興玉神社を参拝
伊勢神宮を参拝する前に身を清める「禊（みそぎ）」の地として古くから知られる「二見興玉神社」にて「無垢塩祓」のご祈祷をうけます。

・金剛證寺を参拝
古くから伊勢神宮を「陽」、金剛證寺を「陰」として、両方をお参りすることで伊勢参りが「片参り」にならないと伝えられてきました。

・猿田彦神社を参拝
「人生の道を正しく開く神」として信仰されている「猿田彦大神（さるたひこのおおかみ）」をお祀りする神社。伊勢神宮参拝と深い関わりを持つ由緒ある社です。

・徒歩で伊勢神宮 外宮へ
徒歩圏内のホテルに宿泊し、徒歩で伊勢神宮 外宮へ向かいます。

・伊勢神宮 外宮
伊勢神宮 外宮の正宮・多賀宮（たかのみや）・土宮（つちのみや）・ 風宮（かぜのみや）をお伊勢さん観光案内人と参拝します。

・伊勢神宮 内宮
伊勢神宮 内宮の正宮・荒祭宮（あらまつのみや）・風日祈宮（かぜひのみのみや）をお伊勢さん観光案内人と参拝します。

・「神宮徴古館」を鑑賞
伊勢神宮に伝わる貴重な文化や歴史を知ることができる博物館です。

・ご宿泊
ご宿泊は、伊勢市駅から徒歩約2分。伊勢神宮 外宮までも徒歩圏内の伊勢パールピアホテルでお寛ぎいただきます。

・ご夕食
ホテル内レストランにて「美し国」伊勢志摩で育まれた新鮮な食材を使った料理をお召し上がりいただきます。
当ツアーでは日本三大和牛「松坂牛」を含む会席料理をご賞味いただきます。

・伊勢志摩スカイライン
伊勢志摩スカイラインの展望台は眼下に伊勢湾や志摩の島々、晴れた日には遠く富士山まで望むことができる景色をお楽しみいただきます。


↑写真：写真提供：神宮司庁



二見興玉神社

「禊（みそぎ）」の地

旅の始まりは、古くから伊勢神宮へ向かう前に身と心を清めた禊（みそぎ）の地二見興玉神社から。
二見興玉神社（ふたみおきたまじんじゃ）は、伊勢神宮を参拝する前に身を清める「禊（みそぎ）」の地として古くから知られています。
境内の正面にある「夫婦岩（めおといわ）」は、沖合に沈む興玉神石を拝むための鳥居の役割を果たしており、日の出の名所としても有名です。
古来、人々は伊勢神宮へお参りする前にこの地で海水を浴び、心身を浄めてから神宮へ向かいました。
現在もその慣わしに倣い、まず二見興玉神社を参拝してから伊勢神宮へ行くのが正式な順路とされています。境内には縁結びや夫婦円満のご利益があるとされる夫婦岩をはじめ、蛙（かえる）を神の使いとする「無事かえる」「若がえる」の信仰も根づいています。
伊勢参りの第一歩として、清らかな海風を感じながら、心を整えるましょう。


「無垢塩祓」のご祈祷

海の塩の力で穢れを祓い、清らかな心で神宮参拝へと導く儀式

ここで受けられる「無垢塩祓（むくしおはらい）」のご祈祷は、海の塩の力で穢れを祓い、清らかな心で神宮参拝へと導く儀式を受けます。
「無垢」とは混じりけのない純粋な心を意味し、日常の疲れや不安を祓い、心を整える儀式でもあります。
伊勢参りの第一歩として、二見の海風を感じながら、この無垢塩祓で心を真っさらに整え、神宮へ向かうのが古式ゆかしい参拝の形です。

伊勢の旅をこの神聖な地か静かに始めましょう。

伊勢志摩スカイラインの展望台にある
「天空のポスト」

伊勢志摩スカイラインの展望台にある、真っ赤な「天空のポスト」

眼下には伊勢湾や志摩の島々、晴れた日には遠く富士山まで望むことができます。ここから実際に手紙やはがきを投函すると、「天空のポスト」消印が押されて届けられます。
かつて伊勢参りを終えた人々が「おかげ参り」の無事を伝えたように、心を込めた便りを天空のポストから出してみましょう。特別な伊勢の思い出になるかもしれません。展望台には「朝熊山頂展望足湯」もあります。伊勢湾を一望しながら旅の始まりを満喫しましょう。





金剛證寺（こんごうしょうじ）

金剛證寺は、伊勢神宮の「奥の院」とも称される霊験あらたかな古刹です。
伊勢志摩スカイラインを登った朝熊山（あさまやま）の山上にあり、古くから伊勢神宮を「陽」、金剛證寺を「陰」として、両方をお参りすることで伊勢参りが「片参り」にならないと伝えられてきました。
本尊は厄除け・開運のご利益で知られる「馬頭観音」。境内には重厚な本堂をはじめ、「一生に一度はお参りを」と言われるほど信仰を集めた「奥の院」や、無数の卒塔婆が立ち並ぶ霊域「裏参道」があります。
静寂の中に深い祈りが息づく聖地です。



伊勢神宮 外宮参拝

お伊勢さん観光案内人と参拝

正宮・多賀宮（たかのみや）・土宮（つちのみや）・ 風宮（かぜのみや）をお伊勢さん観光案内人と参拝します。

正宮は 、外宮の中心であり、受大御神（とようけのおおみかみ）をお祀りしています。
内宮の天照大御神に「御饌（みけ）」をお供えする神様です。
お伊勢さん観光案内人からは「衣食住の神」「外宮から内宮へ詣でる意味」などをお話します。

多賀宮は、豊受大御神の荒御魂（あらみたま）を祀る別宮です。
「お願い事をする場」として信仰されています。

土宮は、 外宮の鎮座地を守る大土御祖神（おおつちみおやのかみ）をお祀りしています。
神域の土地そのものの守護神となります。

風宮は、 農業や航海を司る**風の神（級長津彦命・級長戸辺命）をお祀りしています。
外宮が「食と自然」を守る神の領域であることを象徴します。

↑外宮参道

伊勢神宮 内宮参拝

お伊勢さん観光案内人と参拝

正宮・荒祭宮（あらまつのみや）・風日祈宮（かぜひのみのみや）をお伊勢さん観光案内人と参拝します。

正宮（皇大神宮）は、天照大御神（あまてらすおおみかみ）ををお祀りしています。
日本神話に登場する 太陽の神、そして 皇室の御祖神（みおやのかみ） です。“日々の感謝をお伝えする場” としてお参りしましょう。

荒祭宮は、天照大御神の「荒御魂（あらみたま）」 をお祀りしています。
荒祭宮の神徳は、行動・決断・挑戦・再生 など、人生を前へ進める力に関わるといわれています。個人的な願い事や感謝を伝える別宮です。

風日祈宮は、静かで特別な雰囲気を持つお社です。
級長津彦命（しなつひこのみこと）と級長戸辺命（しなとべのみこと）をお祀りしています。
この二柱の神様は、いずれも「風の神様」です。
「風日祈（かざひのみ）」とは、「風と日（太陽）」に祈る、という意味があり、
天照大御神（太陽）をお祀りする内宮にふさわしい、自然の力を調える神々 です。



↑御手洗場



↑宇治橋



↑風日祈宮橋

神宮徴古館

伊勢神宮に伝わる貴重な文化や歴史を知ることができる博物館

明治42年（1909年）に建てられ、日本で最初期の本格的な博物館建築としても知られています。内部には、20年に一度行われる「式年遷宮」で奉納・撤下された御装束や神宝、神事の道具、古代の祭祀遺物などが丁寧に保存・展示されています。これらは、神様にお仕えするための最高の技と心が結晶した「日本の美」の象徴ともいえます。
内宮・外宮の参拝とともにこの徴古館を訪れることで、伊勢神宮の歴史や祈りの意味をより深く感じ取ることができます。神々への奉仕がいかに長い年月を経て受け継がれてきたかを知ることができます。




猿田彦神社（さるたひこじんじゃ）

「みちひらきの神」として知られる

猿田彦大神（さるたひこのおおかみ）をお祀りする神社で、伊勢神宮参拝と深い関わりを持つ由緒ある社です。「人生の道を正しく開く神」として信仰されています。
交通安全や事業発展、進学・就職など新たな道を歩む人々にご利益があるとされています。
境内には、方位を刻んだ八角形の「方位石」や、夫婦円満・縁結びで知られる「佐瑠女（さるめ）神社」もあります。




伊勢パールピアホテル

伊勢市駅から徒歩約2分。外宮までも徒歩圏内

朝の静かな時間に外宮をお参りします。
2023年にリニューアルしたホテル内レストラン「和食 海」。洗練された空間で「美し国」伊勢志摩で育まれた新鮮な食材を使った料理が味わえます。当ツアーでは日本三大和牛「松坂牛」を含む会席料理をご賞味いただきます。
大浴場では旅の疲れを癒し、翌日の英気を養うことができ、伊勢旅行の楽しみをさらに深めてくれます。



ご夕食

夕食イメージ





客室　ツインの一例

伊勢河崎（かわさき）界隈散策

伊勢河崎（かわさき）界隈は、「伊勢の台所」として江戸時代から栄えた町です。伊勢神宮参拝とあわせて訪れたい情緒あふれるエリアです。
かつては勢田川の水運を利用し、全国からの物資が集まる商人の町として発展しました。今も白壁の蔵や町家が立ち並び、当時の面影を色濃く残しています。
古民家を改装したカフェや雑貨店、酒蔵や資料館が点在し、ゆったり散策しながら伊勢の歴史と人々の暮らしを感じられます。特に「河崎商人館」では、商家の暮らしぶりや伊勢参りを支えた町の役割を知ることができます。伊勢の文化にふれるひとときを過ごせます。
夕暮れ時には灯りがともり、川沿いの町並みが柔らかく輝く風景も格別です。